
3月9日(日)雀宮地区市民センターで防災訓練が行われました。
当日は、宇都宮南消防署、宇都宮南警察署の関係機関の協力を得て、各自治会、雀宮地区防災会、消防団、女性防火クラブ等の地域団体のほか、雀宮中学校生徒や聴覚に障がいがある方も「手話サークルすずめ」と一緒に参加し、訓練を行いました。
参加者は隊友会による救出救護訓を見学した後、6班に分かれ、屋外ではVR防災体験、初期消火体験、資機材の取り扱いや浸水防止方法の説明、モバイルトイレの見学、館内のホールでは心肺蘇生法、AEDの使い方指導、毛布使った担架の作り方指導が行われ、参加者は訓練に真剣に取り組んでいました。
館内のロビーでは防災テントなどの展示やペット同行避難の説明が行われ、多くの人々が足を止めて見学、説明を受けていました。
また,参加者には,非常食の試食体験のため,「ひだまりパン」とクラッカーが配布されました。
最後に地元の消防団による、放水訓練を見学し、午前中で防災訓練は無事終了しました。
※非常食「ひだまりパン」の配布は,雀宮地区防災会が令和6年度赤い羽根とちぎから,防災・減災事業特別助成を受け,「非常食の試食体験のため防災訓練参加者に非常食を配布する事業」として実施したものです。
この非常食の試食を通し災害時の食への関心,さらには災害への危機意識の高揚を図ることが目的です。