地域の防災!災害図上訓練(DIG)を実施しました!

雀宮地区自治会連合会執行部及び雀宮地区市民センターは、平成30914日(金)災害図上訓練(DIG)を実施いたしました。

 平成最後の夏は、マグニチュード6.1、最大震度6弱を観測した「大阪北部地震」、西日本を中心に北海道や中部地方まで被害が及んだ「平成30年7月豪雨」、近畿地方を中心に大きな被害を出した「平成30年台風第21号」、マグニチュード6.7、最大震度7を記録した「北海道胆振地方東部地震」と甚大な災害が立て続けに起こり、日本中が災害に対して考えされられる年でありました。

 

地震や大雨、洪水が起こった場合、どこに被害が出やすいか事前に危険を予測することや、避難経路、避難場所、地域住民や行政、関係機関においてどのような対策や連携を講じる必要があるのかを検討しなくてはなりません。

 

「災害図上訓練」は地図を用いて地域で大きな災害が発生する事態を想定し、地図と地図の上にかける透明シート、ペンやシールを用いて、道路や河川の位置、官公庁、避難所などをシートに書き込んでいき、地域の特徴を見える化し、防災へのプラスやマイナス要素を参加者間で共有する訓練であり、リスク・コミュニケーションの手法の一つであります。

 

この訓練を行った結果、改めて雀宮地区には河川が広範囲に広がっていることや、地域の高低差を踏まえ、どこの避難所へ行ったらよいか、またどの経路なら通行可能なのかを目で見て把握する重要性を感じました。災害が起こった際は、「自助・共助・公助」で地域の助け合いの力が必要です。この災害図上訓練での地図が、地域のハザードマップにも活用できますので、各自治会でも是非実施してみてはいかがでしょうか?