![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/saa9b565624b4325b/image/i6555e8038e42163b/version/1390872158/image.jpg)
12月21日(土)午前、宇都宮市茂原地内において、宇都宮市教育委員会文化課の担当者から、今年度行われた「上神主・茂原官が遺跡」の北側区画溝の確認調査の結果について、現地説明会が実施されました。開場には熱心な考古学ファンが続々集まり、説明開始時にはその数70名余、2班に分かれて説明があり、カメラを構え、メモを取りつつ、7世紀から8世紀の遺構に目を凝らし、説明に熱心に耳を傾けました。
今回の調査の主な成果は、
1.官が遺跡の北側区画溝の確認
2.2棟の掘立柱建物跡の確認(官が域の一番北に位置する)
3.井戸址の確認
4.瓦片や須恵器片・土師器・鉄さい等の異物の出土
5.全国的に見ても貴重な遺跡であることが鮮明になった