自動車展示場内を通過する日光街道

【ナニコレ雀宮NO.4】

「日光街道」雀宮2丁目

 徳川家康が日光東照宮に改葬された元和3(1617)年に街道・宿場が整備されたという日光街道。この日光街道は宇都宮までは奥州街道とも重なり,参勤交代をする奥道で,宇都宮からは4つの宿場を経て日光に到着します。元禄の昔,芭蕉が奥の細道の旅路に一部として辿った日光街道。雀宮宿は日光から約40km(十里)の地点で,十里木という地名もここからきており,日光道中の休憩所として大変に賑わいを見せていました。

 現在の街道の姿は,当時の面影を感じられず,自動車展示場の中に日光街道は通じています。当時で言うと,馬を売買する『馬市』というところでしょうか。お殿様のお気に召すお車もきっと見つかると思います。

雀宮神社前から国道4号線は右にカーブしていますが、実は、日光街道は、直進しています。

日光街道の痕跡をたどって見ると、コンビニの裏を通り、自動車展示場内を通過します。