「夏休みちびっこヤング大会」を開催

 7月26日(火)・27日(水),宇都宮駐屯地(司令 田上1佐)では,駐屯地周辺の小学校4年生から中学校3年生の生徒16名を駐屯地に招き,「夏休みちびっこヤング大会」を実施しました。

 この大会は,子どもたちに自衛隊・防衛問題への関心を持たせ,将来の防衛基盤の育成を図ることを目的に第12特攻隊が担任し,敬礼やきをつけなどの基本動作,地図の見方,救急法,装備品見学,ロープワーク,暗視眼鏡体験,オリエンテーリングに加え,今回初めて行う高起動車の試乗体験,飯ごう炊飯など,野外での体験学習を重点に実施しました。

 参加した生徒は,見るもの聞くものがすべて初めての経験で,隊員の説明に目を輝かせながら聞き入り,基本動作やロープワーク等の実習では,出来るまで何度も挑戦してみるなど,終始熱心に取り組んでいました。

 参加した子どもたちからのアンケート結果によると「楽しかった科目」「もう一度体験したい科目」の両方で高起動車の試乗体験が,「役に立ったなと思う科目」では,救急法が一番人気となった。感想文では,「オリエンテーリングが楽しかった」「来年も参加したい!」「来年もちびっこヤング大会をやってください」などの意見が多数を占めるなど大好評でありました。

 本大会を通じて,隊員の親近感を深めるとともに,父母等の自衛隊・防衛問題の理解を図り,自衛隊の信頼を獲得するとともに,地域との絆をいっそう深めることができました。